Kakunin Test — v2.0

確認かくにんテスト [ 全ぜん六ろく集しゅう七十五ななじゅうご問とい ]

定義ていぎを知しっていることと、使つかえることのあいだには距離きょりがある。ここで測はかるのはその距離きょり ── 共起きょうき・格かく・評価ひょうか極きょく性せい・含意がんいという、辞書じしょに載のらない四よっつの層そうである。 一問いちもんが三さんから五ごの採点さいてん点てんを持もち、七十五ななじゅうご問といで二百にひゃく余よの知識ちしき点てんを横断おうだんする。 選択肢せんたくしは作つくらない。解答かいとうを開ひらき、自分じぶんの答案とうあんに含ふくまれていた要素ようそに丸まるを付つけて自己じこ採点さいてんする。

75問とい
276配点はいてん
6集しゅう
L2–L5難度なんど

第一だいいち集しゅう

基本きほん概念がいねん

第だい1部いちぶ 1-1 ── 全ぜん14問じゅうよんもん・配点はいてん50

取得しゅとく 0 / 50

Q01 L3 運用うんよう 誤ご用よう診断しんだん 1-1 ☑1・☑7 P4含意がんい / P8同音どうおん
次つぎの一文いちぶんには、語ごの含意がんいにかかわる誤あやまりが二ふたつある。すべて指摘してきし、訂正ていせいし、それぞれ理由りゆうを述のべよ。
「この制度せいどは、ほとんどの先進国せんしんこくで普遍的ふへんてきに見みられるものであり、その成立せいりつは歴史れきしの必然ひつぜんというより、むしろ当然とうぜんの帰結きけつであった。」
Q02 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-1 ☑22・☑23・☑24 P8同音どうおん類るい語ご
「概念がいねん」「観念かんねん」「理念りねん」を、①客観きゃっかん性せいの有無うむ ②内ない/外そと ③規範きはん性せい の三さん軸じくで弁別べんべつせよ。そのうえで「自由じゆうの概念がいねん」「自由じゆうの観念かんねん」「自由じゆうの理念りねん」がそれぞれ何なにを指さすかを一文いちぶんずつで述のべよ。
Q03 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-1 ☑13 P8同音どうおん / P4含意がんい
「非合理ひごうり」と「不合理ふごうり」を、〈理りの枠わく〉との位置いち関係かんけいで説明せつめいせよ。そのうえで次つぎの二に文ぶんの「非ひ/不ふ」は交換こうかんできるか、判定はんていして理由りゆうを述のべよ。
a「この乗じょう継つぎダイヤは不合理ふごうりだ」 b「宗教しゅうきょう体験たいけんは非合理ひごうりの領域りょういきに属ぞくする」
Q04 L3 運用うんよう 中日ちゅうにち対照たいしょう 1-1 ☑28 ⚠ P9 L1干渉かんしょう
「敷衍ふえん」について。①日本語にほんごでの読よみと意味いみを述のべよ。②中国語ちゅうごくごの 敷衍ふえん(いい加減かげんに済すませる, fūyǎn)との関係かんけいを一語いちごで規定きていせよ。③「先さきの定義ていぎを敷衍ふえんすれば」を中国語ちゅうごくごで言いうなら、「敷衍ふえん」の代かわりにどの語ごを選えらぶべきか。逆ぎゃくに、中国語ちゅうごくごの 敷衍ふえん了りょう事こと(おざなりに済すませる, fūyǎn liǎoshì)を日本語にほんごでどう言いうか。
Q05 L2 弁別べんべつ 中日ちゅうにち対照たいしょう 1-1 ☑9 ⚠ P8同音どうおん / P9 L1干渉かんしょう
同音どうおんの「たいしょう」三さん語ご——対象たいしょう・対称たいしょう・対照たいしょう——に線せんを引ひけ。①それぞれの核かくを一語いちごで述のべ、②「研究けんきゅう__」「左右さゆう__」「比較ひかく__」に正ただしく配はいせ。③中国語ちゅうごくごの 对象(恋人こいびと・相手あいて, duìxiàng)が日本語にほんご話者わしゃ向むけの作さく文ぶんで引ひき起おこす事故じこを一ひとつ挙あげよ。
Q06 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-1 ☑10・☑11 P1共起きょうき
「権威けんい」と「権力けんりょく」。①承認しょうにんと強制きょうせいという観点かんてんで二に語ごを定義ていぎし分わけよ。②「彼かれはこの分野ぶんやの権力けんりょくだ」はなぜ不可ふかか。③「近代きんだい国家こっかでは、憲法けんぽうという__が__の正統性せいとうせいを裏うらづける」の空欄くうらんを埋うめよ。
Q07 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-1 ☑21 ⚠ P7多義たぎ / P9 L1干渉かんしょう
次つぎの文ぶんは、評ひょう論語ろんごとしての「疎そ外がい」の用例ようれいとして適切てきせつか。判定はんていし、評ひょう論ろん義ぎの構造こうぞうを一文いちぶんで述のべよ。
「SNSに疲つかれた彼かれは、友人ゆうじんたちから疎そ外はずされていると感かんじた。」
あわせて、哲学てつがく用語ようごの「疎そ外がい」に対応たいおうする中国語ちゅうごくごを挙あげよ。
Q08 L2 弁別べんべつ 産出さんしゅつ 1-1 ☑14・☑15・☑35・☑39 産出さんしゅつ方向ほうこう
意味いみから語ごへ。次つぎの内容ないようを、この章しょうの一語いちご(漢語かんご)で言いえ。
① 証明しょうめいも説明せつめいもされないまま、問とわれずに通とおっている当あたり前まえ
② 事実じじつの真偽しんぎではなく、意味いみ・価値かち・存在そんざいそのものに向むけられる疑うたがい
③ 明確めいかくな根拠こんきょがなく、自分じぶん勝手かってであること(「言語げんごの__性せい」)
④ 無ないのではなく、まだ表ひょうに現あらわれていないこと
Q09 L2 弁別べんべつ 弁別べんべつ群ぐん 1-1 ☑36・☑37 P8同音どうおん
同音どうおんの「じりつ」——自律じりつと自立じりつ——に線せんを引ひけ。①それぞれの核かくを述のべ、②「経済的けいざいてきにじりつする」「カントの言いうじりつ」はどちらの字じか。③他律たりつの定義ていぎを添そえよ。
Q10 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-1 ☑16・☑17 P3極きょく性せい
判定はんていせよ。
a「毎まい朝あさのランニングが自己じこ目的もくてき化かし、走はしること自体じたいが喜よろこびになった。」
b「手段しゅだんが目的もくてきにすり替かわる現象げんしょうは、常つねに倒錯とうさくと呼よぶべきである。」
aは適切てきせつか。bの主張しゅちょうは正ただしいか。二に語ごの極きょく性せいの差さを軸じくに答こたえよ。
Q11 L4 横断おうだん 弁別べんべつ群ぐん 1-1 ☑26・☑31/1-7 ☑150 P4含意がんい
「価値かちの相対そうたい化か」と「価値かちの多元たげん化か」は同おなじことを言いっているのか。相対そうたい・多元たげんそれぞれの核かくから二ふたつの言明げんめいの違ちがいを説明せつめいし、さらに「多元たげん」と「多様たよう」の線せん(1-7「多様性たようせい」参照さんしょう)を引ひけ。
Q12 L3 運用うんよう 推敲すいこう 1-1 ☑1・☑25 P2格かく
次つぎの話はなし言葉ことばを、評ひょう論文ろんぶんの一文いちぶんに推敲すいこうせよ。
「絶対ぜったいに間違まちがいのない、いつでもどこでも誰だれにでも当あてはまるような法則ほうそく」
条件じょうけん:核心かくしんを漢語かんご一語いちごで圧縮あっしゅくし、口語こうごの「絶対ぜったいに」を評ひょう論ろんの格かくに合あう語ごに処理しょりすること。
Q13 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-1 ☑38・☑39 P10範囲はんい
判定はんていせよ。
「彼かれには音楽おんがくの才能さいのうがまったく無ないが、潜在的せんざいてきには大器たいきかもしれない。」
この文ぶんが破綻はたんしている理由りゆうを、潜在せんざいの適用範囲てきようはんいから述のべよ。あわせて「顕在けんざい」が単独たんどくではまれで、どの形かたちで現あらわれるかを述のべよ。
Q14 L2 弁別べんべつ 弁別べんべつ群ぐん 1-1 ☑18・☑32・☑33 外来語がいらいご三さんすくみ
パラドックス・アイロニー・ディレンマ。①各かく語ごの核かくを一文いちぶんで述のべ、②次つぎを割わり当あてよ。
a「急いそがば回かいれ」 b(失敗しっぱいした部下ぶかに)「実じつに見事みごとな仕事しごとぶりだね」 c「甘あまい物ものは食たべたいが、痩やせたい」

第だい二に集しゅう

科学かがくと言語げんご

第だい1部いちぶ 1-2・1-3 ── 全ぜん10問じゅうもん・配点はいてん34

取得しゅとく 0 / 34

Q15 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-2 ☑53・☑54 論理ろんり
帰納きのうと演繹えんえき。①それぞれを定義ていぎし、②「観察かんさつしたスワンがすべて白しろかった。ゆえにすべてのスワンは白しろい」はどちらで、どこが脆もろいか。③演繹えんえきの強つよみ(前提ぜんていと結論けつろんの関係かんけい)を述のべよ。
Q16 L2 弁別べんべつ 産出さんしゅつ 1-2 ☑45・☑46・☑52 産出さんしゅつ方向ほうこう
科学かがくの手続てつづきを語ごで埋うめよ。
「現象げんしょうを説明せつめいするため、仮かりに立たてられた説せつを_A_と呼よぶ。実験じっけん・観察かんさつによってその真偽しんぎを確たしかめる手続てつづきが_B_。経験けいけん的てき事実じじつにもとづいて証明しょうめいすることを_C_と言いい、論理ろんりだけで導みちびく_D_とは区別くべつされる。Aが確たしかめ終おえられると、_E_・理論りろんと呼よび名なが変かわる。」
Q17 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-2 ☑51 ⚠ P4含意がんい
判定はんていせよ。
「新しん政策せいさくの導入どうにゅう後ごに犯罪はんざい率りつが下さがった。ゆえに両者りょうしゃの因果いんが関係かんけいは明あきらかだ。」
「因果いんが」の定義ていぎに照てらして、この推論すいろんの欠陥けっかんを指摘してきせよ。
Q18 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-2 ☑42・☑43・☑44 P10範囲はんい
機械論きかいろん・要素ようそ論ろん・複雑系ふくざつけい。①各かく立場たちばの核かくを述のべよ。②「人体じんたいはきわめて複雑ふくざつだから複雑系ふくざつけいだ」はなぜ不可ふかか。③要素ようそ論ろんの中身なかみは〈分解ぶんかいすること〉ではない。では何なにか。
Q19 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-2 ☑47・☑49 P4含意がんい
判定はんていせよ。
a「彼かれは科学かがくを深ふかく尊重そんちょうしている。つまり科学かがく主義者しゅぎしゃだ。」
b「科学かがくの中立ちゅうりつ性せいとは、科学者かがくしゃが政治的せいじてきに中立ちゅうりつであるべきだという規範きはんである。」
Q20 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-3 ☑57・☑61・☑64・☑66 外来語がいらいご
メタファー・アナロジー・象徴しょうちょう・アレゴリー。①メタファーと直喩ちょくゆ(シミリ)の線せんは何なにで引ひかれるか。②アナロジーに要求ようきゅうされる「単たんなる類似るいじ」以上いじょうのものは何なにか。③象徴しょうちょうとアレゴリーは〈対応たいおうの決きまり方ほう〉でどう分わかれるか。
Q21 L4 横断おうだん 運用うんよう判定はんてい 1-3 ☑67/1-1 ☑35 P4含意がんい
判定はんていし、二に語ごを接続せつぞくせよ。
「虹にじが七色なないろに見みえるのは、光ひかりのスペクトルに七ななつの切きれ目めが実在じつざいするからである。」
①「分節ぶんせつ」の定義ていぎからこの文ぶんの誤あやまりを述のべよ。②この誤あやまりの根ねにある性質せいしつを、1-1の一語いちご(「言語げんごの__性せい」)で言いえ。
Q22 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-3 ☑62 ⚠・☑63・☑60 P10範囲はんい
判定はんていせよ。
a「私わたしが自分じぶん用ように決きめた略記りゃっき法ほうも、一ひとつのコードである。」
b「言葉ことばでないものは記号きごうではない。」
それぞれ可否かひを述のべ、あわせてコンテクストが「前後ぜんごの文ぶん」に尽つきない理由りゆうを述のべよ。
Q23 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-3 ☑70・☑71・☑72 P4含意がんい
一義いちぎ・両義りょうぎ・多義たぎ。①「この語ごには意味いみが二ふたつある。ゆえに両義りょうぎ的てきだ」はなぜ短絡たんらくか。②多義たぎが両義りょうぎと分わかれる点てんは。③「一義いちぎ的てきに重要じゅうような課題かだい」の「一義いちぎ」はどの用法ようほうか。
Q24 L3 運用うんよう 中日ちゅうにち対照たいしょう 1-3 ☑65 ⚠ P9 L1干渉かんしょう
「表象ひょうしょう」について。①日本語にほんご(哲学てつがく・評ひょう論ろん)での意味いみを述のべよ。②中国語ちゅうごくごの 表象ひょうしょう(表面ひょうめんに現あらわれたすがた, biǎoxiàng)は〈本质(本質ほんしつ, běnzhì)〉と対たいで使つかわれる。日中にっちゅうで語ごの立たち位置いちがどう食くい違ちがうかを述のべよ。

第だい三さん集しゅう

文化ぶんかと哲学てつがく

第だい1部いちぶ 1-4・1-5 ── 全ぜん12問じゅうにもん・配点はいてん37

取得しゅとく 0 / 37

Q25 L3 運用うんよう 中日ちゅうにち対照たいしょう 1-4 ☑79 ⚠ P9 L1干渉かんしょう
「世間せけん」について。①「社会しゃかい」と「世間せけん」を、規則きそくの及およぶ範囲はんいという観点かんてんで弁別べんべつせよ。②中国語ちゅうごくごの 世间(この世よ・世よの中なか, shìjiān)と日本語にほんごの「世間せけん」のずれを述のべよ。③「世間体せけんてい」「世間せけんが許ゆるさない」が「社会しゃかい体からだ」「社会しゃかいが許ゆるさない」と言いえない理由りゆうを説明せつめいせよ。
Q26 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-4 ☑73・☑74 P4含意がんい
「文化ぶんか」と「文明ぶんめい」。①評ひょう論文ろんぶんにおける対比たいひの軸じく(普遍ふへん/固有こゆう、物質ぶっしつ/精神せいしん)を述のべよ。②「文明ぶんめいの衝突しょうとつ」と「文化ぶんかの衝突しょうとつ」で、含意がんいはどう変かわるか。③「文化ぶんか的てきな生活せいかつ」という日常にちじょう語ごの「文化ぶんか」が、評ひょう論ろんの「文化ぶんか」とずれる点てんを指摘してきせよ。
Q27 L5 メタ メタ 1-4 ☑75・☑76 自己じこ言及げんきゅう
文化ぶんか相対そうたい主義しゅぎについて。①自じ文化ぶんか中心ちゅうしん主義しゅぎとの関係かんけいを一文いちぶんで述のべよ。②文化ぶんか相対そうたい主義しゅぎが抱かかえる自己じこ言及げんきゅうの難点なんてんを一般化いっぱんかして述のべよ。③この難点なんてんは「どんな文化ぶんかも外そとから裁さばけない」という規範きはんにどう跳はね返かえるか。
Q28 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-5 ☑89・☑90・☑106・☑107 P8類るい語ご
主観しゅかん/客観きゃっかんと主体しゅたい/客体きゃくたいは、しばしば混用こんようされる。①主観しゅかんと主体しゅたいの線せんを〈働はたらきの種類しゅるい〉で引ひけ。②客観きゃっかんの二ふたつの用法ようほうを述のべよ。③「働はたらきかけられる側がわ」「誰だれにとっても同おなじであること」はそれぞれどの語ごか。
Q29 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-5 ☑93 ⚠・☑94 P4含意がんい
判定はんていせよ。
「網膜もうまくに光ひかりが届とどいたその瞬間しゅんかん、彼かれはそれを一いち個この林檎りんごとして認識にんしきした。」
知覚ちかくと認識にんしきの線せんを引ひいたうえで、この文ぶんの何なにが乱らん暴ぼうかを述のべよ。
Q30 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-5 ☑95・☑96・☑110 P10範囲はんい
①「現象げんしょう」という語ごが暗黙あんもくに前提ぜんていしている構図こうずを述のべよ。②本質ほんしつの定義ていぎに含ふくまれる〈限界げんかい〉とは何なにか。③「数学すうがくはきわめて抽象的ちゅうしょうてきだ。ゆえに形而上学けいじじょうがくである」の飛躍ひやくを指摘してきせよ。
Q31 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-5 ☑111・☑112 P10範囲はんい
判定はんていせよ。
「渡わたり鳥とりの帰き巣そう本ほん能のうは、経験けいけんに先立さきだつのだから、ア・プリオリな知識ちしきである。」
ア・プリオリの定義ていぎのどこを取とり違ちがえているか。ア・ポステリオリの定義ていぎも添そえよ。
Q32 L3 運用うんよう 中日ちゅうにち対照たいしょう 1-5 ☑105 ⚠ P9 L1干渉かんしょう / P7多義たぎ
「コンプレックス」について。①心理学しんりがくの原げん義ぎを述のべよ。②日本語にほんごの日常にちじょう用法ようほうは原げん義ぎをどう狭せばめているか。③中国語ちゅうごくごでは対応たいおう概念がいねんを 情结(心的しんてき複合体ふくごうたい・こだわり, qíngjié)と言いう(例れい:恋母情结)。日中にっちゅうそれぞれの「狭せばめ方ほう」を対比たいひせよ。
Q33 L2 弁別べんべつ 産出さんしゅつ 1-5 ☑98・☑99・☑115 産出さんしゅつ方向ほうこう
意味いみから語ごへ。
① 時間じかんを貫つらぬく連続れんぞく性せいと、他者たしゃからの承認しょうにんとに支ささえられた「自分じぶんが自分じぶんであり続つづけている」という感覚かんかく
② 人間にんげん一般いっぱんではなく、いま現げんに生いきている一回いっかいきりの〈この私わたし〉のあり方かた
③ 他者たしゃと区別くべつされた自分じぶんを、自分じぶんとして意識いしきする働はたらき
Q34 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-5 ☑113・☑118 P4含意がんい
判定はんていせよ。
a「双方そうほうの主張しゅちょうの中間ちゅうかんを取とる。これが弁べん証しょう法的ほうてき解決かいけつである。」
b「彼かれは母ははを、日ひによって愛あいしたり憎にくんだりした。典型的てんけいてきなアンビヴァレンスである。」
Q35 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-5 ☑101・☑104 P10範囲はんい
判定はんていせよ。
a「あの事故じこそのものが、彼かれのトラウマだ。」
b「カラオケで騒さわいだらすっきりした。カタルシスだ。」
それぞれ、定義ていぎのどの要件ようけんに照てらして厳密げんみつさを欠かくか。
Q36 L3 運用うんよう 推敲すいこう 1-5 ☑14・☑88 P2格かく
次つぎの話はなし言葉ことばを、評ひょう論ろんの一文いちぶんに推敲すいこうせよ。核心かくしんは四字よじの句くに畳たためるはずである。
「みんなが当あたり前まえだと思おもっていて、誰だれも疑ぎおうとしない前提ぜんていを、あえて疑うたがってみるのが哲学てつがくだ。」

第だい四よん集しゅう

近代きんだいと現代げんだい

第だい1部いちぶ 1-6・1-7 ── 全ぜん12問じゅうにもん・配点はいてん41

取得しゅとく 0 / 41

Q37 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-6 ☑119 ⚠・☑120 P10範囲はんい
判定はんていせよ。
a「その国くには最新さいしん技術ぎじゅつを大量たいりょうに導入どうにゅうした。すなわち近代きんだい化かを遂とげた。」
b「世俗化せぞくかとは、人々ひとびとが信仰しんこうを捨すてることである。」
Q38 L3 運用うんよう 産出さんしゅつ 1-6 ☑122・☑123・☑124 産出さんしゅつ方向ほうこう
意味いみから語ごへ。そのうえで三さん語ごの関係かんけいを一文いちぶんで述のべよ。
① 血縁けつえん・地ち縁えんなど、選えらんで入はいるのではない結むすびつきを含ふくむ、生活せいかつと価値かちを共有きょうゆうする人ひとの集あつまり
② 共同体きょうどうたいから切きり離はなされ、それ自体じたいで完結かんけつした単位たんいとしての人間にんげん——近代きんだいがつくり出だした人間にんげん像ぞう
③ 自立じりつした個人こじんが、身分みぶんではなく契約けいやくによって、自由じゆうと平等びょうどうを前提ぜんていに結むすぶ社会しゃかい
Q39 L4 横断おうだん 運用うんよう判定はんてい 1-6 ☑125 ⚠・☑126 P4含意がんい
判定はんていせよ。
「日本にほんはほぼ単一たんいつ民族みんぞくの国くにであるから、国民こくみん国家こっかの理念りねんが最もっとも自然しぜんに実現じつげんした例れいと言いえる。」
国民こくみん国家こっかの定義ていぎに含ふくまれる〈建前たてまえ〉という規定きていと、ナショナリズム/愛国心あいこくしんの線せんを用もちいて、この文ぶんの誤あやまりの構造こうぞうを述のべよ。
Q40 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-6 ☑128・☑129・☑130 P4含意がんい
判定はんていせよ。
a「彼かれは自分じぶんの利益りえきばかり考かんがえる功利こうり主義者しゅぎしゃだ。」
b「市場しじょうで物ものが売買ばいばいされる社会しゃかいは、すべて資本しほん主義しゅぎ社会しゃかいである。」
c「社会しゃかい主義しゅぎとは、国家こっかが経済けいざいを統制とうせいする体制たいせいのことである。」
Q41 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 1-1 ☑21/1-6 ☑133/1-7 ☑145 構造こうぞう抽出ちゅうしゅつ
疎そ外がい・フェティシズム・システムの三さん語ごに共通きょうつうする構造こうぞうを一文いちぶんで述のべよ。そのうえで、三さん語ごがその共通きょうつう構造こうぞうをそれぞれ〈どの領域りょういき〉で語かたっているかを言いい分ぶんけよ。
Q42 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-6 ☑138・☑139/1-4 ☑82 P4含意がんい
①全体ぜんたい主義しゅぎの核かくは「強きょう権けん的てきな支配しはい」ではない。では何なにか。②アナキズムは「無秩序むちつじょの礼賛らいさん」ではない。では何なにか。③ドグマが単たんなる「強つよい信念しんねん」と分わかれる点てんは何なにか。
Q43 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 1-7 ☑141・☑142・☑143 定義ていぎの型かた
大衆たいしゅう社会しゃかい・消費しょうひ社会しゃかい・情報じょうほう(化か)社会しゃかい。三さん語ごのカードはいずれも〈量的りょうてきな理解りかいの否定ひてい〉から定義ていぎを始はじめている。①各かく語ごについて「否定ひていされている量的りょうてき理解りかい」と「本当ほんとうの核かく」を対たいにして述のべよ。②三さん語ごに共通きょうつうする定義ていぎの型かたを一般化いっぱんかせよ。
Q44 L3 運用うんよう 中日ちゅうにち対照たいしょう 1-7 ☑147 P9 L1干渉かんしょう
「リスク」と「危険きけん」。①二に語ごの線せんを〈計算けいさん〉という観点かんてんで引ひけ。②「落雷らくらいのリスク」と「落雷らくらいの危険きけん」はどう使つかい分わけるか。③中国語ちゅうごくごの 风险(リスク, fēngxiǎn)/危险(危険きけん, wēixiǎn)の対たいは、日本語にほんごの対たいとほぼ平行へいこうする。それでも中国語ちゅうごくご話者わしゃが「危険きけん」を過剰かじょうに使つかいがちになる理由りゆうを、日常にちじょう語ごの使用しよう頻度ひんどから推定すいていせよ。
Q45 L3 運用うんよう 運用うんよう判定はんてい 1-7 ☑154・☑155・☑157 P4含意がんい
判定はんていせよ。
a「女性じょせいは人口じんこうの約やく半数はんすうを占しめる。ゆえにマイノリティーではあり得とくない。」
b「ジェンダーとは、男女だんじょの身体的しんたいてきな差異さいのことである。」
Q46 L4 横断おうだん 中日ちゅうにち対照たいしょう 1-7 ☑160 ⚠ P9訳語やくご不在ふざい
「自己じこ責任せきにん」について。①字義じぎどおりの意味いみと、評ひょう論ろんで問題化もんだいかされる〈転てんじた〉用法ようほうとを分わけて述のべよ。②この語ごの批判的ひはんてき用法ようほうは中国語ちゅうごくごに定訳ていやくがない。自己负责(自分じぶんで責任せきにんを負おう, zìjǐ fùzé)と訳やくした場合ばあいに何なにが失うしなわれるかを述のべよ。
Q47 L4 横断おうだん 運用うんよう判定はんてい 1-7 ☑145・☑146・☑144 P4含意がんい
①「装置そうち」が「機械きかい」と分わかれる点てんを述のべよ。②監視かんし社会しゃかいのカードは〈誰だれかが見みているという想定そうていだけで人ひとが自分じぶんを律りつする〉ことを含ふくみに挙あげる。この事態じたいを、自律じりつ/他律たりつ(1-1 ☑36・☑37)の対たいで分析ぶんせきすると、どちらとも言いい切きれない捩よじれが現あらわれる。その捩よじれを説明せつめいせよ。
Q48 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 1-7 ☑148・☑152・☑153 P4含意がんい
①グローバル化かが「単たんなる国際化こくさいか」と前提ぜんていを異いにする点てんを述のべよ。②アカデミズムは「学問がくもん」の同義語どうぎごではない。何なにを指さすか。③ジャーナリズムの定義ていぎに含ふくまれる、「情報じょうほうを流ながすこと」以上いじょうの役割やくわりは何なにか。

第だい五ご集しゅう

横断おうだん・産出さんしゅつ・推敲すいこう

第だい1部いちぶ × 第だい2部ぶ ── 全ぜん12問じゅうにもん・配点はいてん48

取得しゅとく 0 / 48

Q49 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 2-1 主題しゅだい/1-3 ☑69 P6方向ほうこう
2-1「自己じこ/他者たしゃ」の要諦ようていは、格かく助詞じょし一ひとつの差さに畳たたまれている。
「他者たしゃの同化どうか」と「他者たしゃへの同化どうか」
①二ふたつの句くで、同化どうかの主体しゅたいと客体きゃくたいがどう入いれ替かわるかを述のべよ。②それぞれが自己じこに何なにをもたらすか(他者たしゃ性せいの消去しょうきょ/自己じこの消去しょうきょ)を対たいで述のべよ。
Q50 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 2-2 主題しゅだい/1-5 ☑106・☑107 構造こうぞう抽出ちゅうしゅつ
2-2「身体しんたい論ろん」の主題しゅだい文ぶんは、身体しんたいを〈所有しょゆうの媒体ばいたいでありながら、自由じゆうにならないもの〉と規定きていする。①「身体しんたいを持もつ」と「身体しんたいである」という二ふたつの言いい方かたが、それぞれ身体しんたいをどの座ざ(主体しゅたい/客体きゃくたい)に置おくかを述のべよ。②「自由じゆうにならない」という事実じじつが、なぜ心身しんしん二元にげん論ろん(1-5 ☑91)への反証はんしょうとして働はたらくのかを説明せつめいせよ。
Q51 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 2-3 主題しゅだい/1-2 ☑41 構造こうぞう抽出ちゅうしゅつ
2-3「メディア・芸術げいじゅつ論ろん」の主題しゅだいは〈掛かけ替かえのなさを、どこで担保たんぽするか〉。1-2 テクノロジーのカードは、技術ぎじゅつの線引せんびきを〈複製ふくせいできるかどうか〉に置おいていた。①複製ふくせい技術ぎじゅつが芸術げいじゅつ作品さくひんから奪うばうものを、「一回いっかい性せい」「いま・ここ」という観点かんてんで述のべよ。②それでも複製ふくせい時代じだいの芸術げいじゅつが「掛かけ替かえのなさ」を確保かくほしうるとすれば、その置おき場所ばしょはどこへ移うつるか。考かんがえを一ひとつ示しめせ(これは開ひらかれた問といであり、論ろんの筋すじが通とおっていれば可かとする)。
Q52 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 2-4 主題しゅだい/1-6 ☑127・☑128 構造こうぞう抽出ちゅうしゅつ
2-4「政治せいじ論ろん」の主題しゅだいは〈二ふたつの原理げんりが、たえず引ひき合あっている〉であり、章しょうの問といは〈弱じゃく肉にく強きょう食しょくの論理ろんりで、連れん帯たいできるか〉。①引ひき合あう二に原理げんりを自由じゆうと平等びょうどうとして、それぞれを徹底てっていしたときに他方たほうに何なにが起おきるかを述のべよ。②この緊張きんちょうを、民みん主しゅ主義しゅぎと資本しほん主義しゅぎの組くみ合あわせとして言いい直なおせ。
Q53 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 2-5 主題しゅだい/1-1 ☑29/1-6 ☑133/1-7 ☑150 構造こうぞう抽出ちゅうしゅつ
2-5「経済けいざい論ろん」の問といは〈尺度しゃくどが一ひとつになると、何なにが起おきるか〉。貨幣かへいを〈あらゆる価値かちを測はかる唯一ゆいいつの尺度しゃくど〉として、次つぎの三さん語ごを動員どういんしてこの問といに答こたえよ:一元いちげん(化か)・フェティシズム・多様性たようせい。
Q54 L2 弁別べんべつ 産出さんしゅつ 全ぜん章しょう横断おうだん P2格かく
口語こうごから評ひょう論語ろんごへ。次つぎの各表かくひょう現げんを、評ひょう論文ろんぶんの格かくに合あう語ごへ置おき換かえよ。
① 絶対ぜったいにうまくいく方法ほうほう ② いろいろな解釈かいしゃくができる ③ だから、この説せつは正ただしい ④ みんなが〜と思おもっている ⑤ 〜だと思おもう(論ろんの結むすび)
Q55 L2 弁別べんべつ 産出さんしゅつ 全ぜん章しょう横断おうだん 産出さんしゅつ方向ほうこう
意味いみから語ごへ。全ぜん章しょうから。
① ある時代じだいの科学者かがくしゃたちが共有きょうゆうする、ものの見方みかたの枠組わくぐみ
② 対立たいりつを捨すてず、両者りょうしゃを汲くみ上あげてより高たかい段階だんかいへ進すすむこと
③ 社会的しゃかいてき・文化ぶんか的てきにつくられた性せい差さ
④ 経験けいけんに依存いぞんせず、それに先立さきだって成なり立たつこと
⑤ 連続れんぞくした世界せかいに言語げんごが切きれ目めを入いれ、区別くべつを成なり立たたせること
Q56 L3 運用うんよう 中日ちゅうにち対照たいしょう ⚠語ご 総覧そうらん P9 L1干渉かんしょう
日中にっちゅう対照たいしょうの総括そうかつ表ひょうを、自力じりきで完成かんせいさせよ。四よん語ごそれぞれについて〈日本語にほんごの意味いみ/中国語ちゅうごくごの同どう形けい語ごの意味いみ/ずれの型かた〉を埋うめること。
対象たいしょう語ご:敷衍ふえん・対象たいしょう・普遍ふへん・世間せけん
Q57 L3 運用うんよう 推敲すいこう 1-6 ☑120 P2格かく
次つぎの説明せつめい文ぶんを、評ひょう論ろんの一文いちぶんに推敲すいこうせよ。定義ていぎの精度せいどを落おとさないこと。
「近代きんだいになって、宗教しゅうきょうの力ちからがだんだん弱よわくなって、社会しゃかいがお金かねとか効率こうりつとかで動うごくようになったことを世俗化せぞくかと言いう。」
Q58 L5 メタ メタ 1-7 ☑150/1-4 ☑76 自己じこ言及げんきゅう
「多様性たようせいを尊重そんちょうすべきだ」という主張しゅちょうについて。①この主張しゅちょうが Q27 の文化ぶんか相対そうたい主義しゅぎと同おなじ自己じこ言及げんきゅうの難点なんてんを抱かかえることを示しめせ。②多様性たようせいの定義ていぎ(数かずの多おおさではなく、違ちがいが保たもたれていること)を使つかうと、この難点なんてんに対たいしてどのような応答おうとうの道みちが開あけるか、考かんがえを述のべよ(開ひらかれた問とい)。
Q59 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 1-7 ☑151/1-3 ☑63・☑67 構造こうぞう抽出ちゅうしゅつ
構造こうぞう主義しゅぎの定義ていぎは〈個々ここの要素ようそではなく、要素ようその関係かんけいの型かたによって現象げんしょうを説明せつめいする立場たちば〉である。1-3の コード・分節ぶんせつ が、この立場たちばの言語げんご版はんの道具立どうぐだてになっていることを示しめせ。すなわち:①「関係かんけいの型かた」に当あたるものは言語げんごでは何なにか。②「個々ここの要素ようそから説明せつめいしない」とは、言語げんごの場合ばあい、何なにを退しりぞけることか。
Q60 L5 メタ メタ 全体ぜんたい 総括そうかつ
総括そうかつ。本ほんテストが繰くり返かえし扱あつかってきた〈文法ぶんぽう的てきに正ただしいのに不適切ふてきせつ〉という誤あやまりは、少すくなくとも四よっつの層そうで起おきる:共起きょうき・格かく(レジスター)・評価ひょうか極きょく性せい・含意がんい。①各かく層そうを一文いちぶんで定義ていぎせよ。②本ほんテストで扱あつかった実例じつれいを各かく層そうに一ひとつずつ配はいせよ。③この四よん層そうが辞書じしょでは学まなべない理由りゆうを一般化いっぱんかして述のべよ。

第だい六ろく集しゅう

小説しょうせつ語彙ごい

第だい3部ぶ 3-1〜3-4(☑161–210) ── 全ぜん15問とい・配点はいてん66

取得しゅとく 0 / 66

Q61 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 3-1 ☑162・☑167・☑175・☑187 P2類るい義ぎ / P4含意がんい
「疑うたがい」の系列けいれつ四よん語ご――いぶかしい/うさんくさい/腑ふに落おちない/怪訝けげん――を、次つぎの二に軸じくで仕分しわけよ。
軸じく①:疑うたがいの根拠こんきょはあるか(理解りかいの手続てつづきを踏ふんだ上うえでの疑うたがいか、直感ちょっかんか)。
軸じく②:疑うたがいはどこに現あらわれるか(内面ないめんの状態じょうたいか、表情ひょうじょうか)。
そのうえで、「×領りょう収しゅう書しょの偽造ぎぞうが確認かくにんされたのでうさんくさい」がなぜ誤あやまりかを説明せつめいせよ。
Q62 L3 運用うんよう 誤ご用よう診断しんだん 3-1 ☑178・☑202・☑196 P4含意がんい / P7語ご義ぎ誤解ごかい
次つぎの文ぶんには、現代げんだい日本語にほんごで誤ご用よう率りつがきわめて高たかい語ごの誤あやまりが三みっつある。すべて指摘してき・訂正ていせいし、なぜその誤解ごかいが生うまれるのかまで述のべよ。
「彼かれは気きが置おけない人物じんぶつだから契約書けいやくしょは隅々すみずみまで確認かくにんすべきだし、匿名とくめいで批判ひはんするような姑息こそくな人間にんげんだ。仕事しごともなおざりな謝罪しゃざいメール一本いっぽんで済すませようとする。」
Q63 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 3-1 ☑161・☑184・☑174・☑200 P5視点してん / P3極きょく性せい
「×私わたしはしおらしい性格せいかくです」「×創業そうぎょう社しゃ長ちょうが健気けなげに働はたらいて会社かいしゃを大おおきくした」「×受賞じゅしょうの挨拶あいさつで恩おん師しは彼かれを才さい走はしった若者わかものだと讃たたえた」――三みっつの×例れいに共通きょうつうする原理げんりを一ひとつ抽出ちゅうしゅつせよ。そのうえで、鷹揚おうようがこの制約せいやくを受うけるかどうかを判定はんていせよ。
Q64 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 3-1 ☑180・☑208・☑172 P7多義たぎ / P9呼応こおう
はばかる/果はたして/間あいだが悪わるいは、いずれも一語いちごの中なかに二ふたつの意味いみを持もつ。それぞれ二に義ぎを挙あげ、文中ぶんちゅうでどちらの意味いみかを何なにで見分みわけるか(判定はんていの手てがかり)を specify せよ。例れい:「憎にくまれっ子こ世よにはばかる」はどちらの義ぎか。
Q65 L3 運用うんよう 弁別べんべつ群ぐん 3-1 ☑200・☑206・☑188・☑195 P3極きょく性せい
鷹揚おうよう/横柄おうへい/居丈高いたけだか/無造作むぞうさはいずれも「こまかく構こうわない・上うえからの態度たいど」の近傍きんぼうにあるが、極きょく性せいが異ことなる。四よん語ごを〈肯定こうてい/否定ひてい/両りょう用よう〉に仕分しわけ、両りょう用ようの語ごについては極きょく性せいが反転はんてんする条件じょうけんを specify せよ。
Q66 L3 運用うんよう 誤ご用よう診断しんだん 3-1 ☑181・☑173・☑179 P7語ご義ぎ誤解ごかい / P10形かたちの混同こんどう
次つぎの文ぶんの誤あやまりをすべて指摘してき・訂正ていせいせよ(三さん箇所かしょ)。
「時代じだいの風潮ふうちょうに棹さおさしてただ一人ひとり異いを唱となえた彼かれの勇気ゆうきは、高こうをくくるほど見事みごとだった。停滞ていたいしていた議論ぎろんに水みずを差さしたその一言ひとことで、場ばは一気いっきに動うごき出だした。」
Q67 L4 横断おうだん 中日ちゅうにち対照たいしょう 3-1 ☑205・☑192・☑197・☑185 × 1-1 ☑(敷衍ふえん) P1同どう形けい語ご / P3極きょく性せい
次つぎの四よん組くみについて、日中にっちゅうのずれを Q56 で総括そうかつした四よん類型るいけい(反転はんてん/追加ついか/水準すいじゅん差さ/不在ふざい)のどれに当あたるか判定はんていし、根拠こんきょを述のべよ。
① 生返事なまへんじ ⇄ 敷衍ふえん的てき回答かいとう(第だい1部いちぶ「敷衍ふえん」との関係かんけいも含ふくめて)
② 髣ほう髴ふつ ⇄ 仿佛
③ 艱難かんなん ⇄ 艰难
④ 刹せつ那な ⇄ 刹せつ那な
Q68 L2 弁別べんべつ 産出さんしゅつ 3-1 ☑170・☑177・☑201・☑210・☑209 P2類るい義ぎ
定義ていぎから語ごを産出さんしゅつせよ(五ご連発れんぱつ)。
① 思おもいを晴はれらす方法ほうほうがなく切きりない。悲かなしみに〈どうにもできない行いき詰づまり〉が加くわわる。
② 避さけることも退しりぞくこともできない。深刻しんこく度どが高たかい。
③ 細こまかいところまで明あきらかである。ほぼ「〜にする/〜でない」の形かたちで使つかう。
④ かろうじて、ぎりぎりのところでやっと達成たっせいする。
⑤ 必かならずしも。下したに打うち消けしを伴ともない、一いち概がいには言いえないことを表あらわす。
Q69 L3 運用うんよう 横断おうだん構造こうぞう 3-1 ☑190・☑178・☑175・☑176・☑171 P10形かたちの固定こてい
屈託くったく/気きが置おけない/腑ふに落おちない/身みも蓋ふたもない/おぼつかないには、形かたちの上うえでの共通点きょうつうてんがある。それを指摘してきし、各かく語ごでその形かたちがどこまで固定こていしているか(肯定こうてい形けいが生いきているか)を判定はんていせよ。「×休暇きゅうか中ちゅうは仕事しごとを忘わすれて屈託くったくした」はなぜ誤あやまりか。
Q70 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 3-1 ☑161・☑164・☑169・☑183 P4含意がんい / P5視点してん
しおらしい(急きゅうに〜なる)/しかつめらしい/さしでがましい/聞きこえよがしの四よん語ごは、いずれも〈見みかけと実質じっしつの二に重じゅう構造こうぞう〉を語ごの中なかに持もつ。各かく語ごについて、何なにと何なにの落差らくさ・ねじれを見みているのかを specify し、この構造こうぞうが生うむ共通きょうつうの文体ぶんたい的てき効果こうかを一ひとつ述のべよ。
Q71 L4 横断おうだん 推敲すいこう 3-1 ☑198・☑187・☑193・☑170 P2類るい義ぎ / 語ご域いき
次つぎの口語こうご文ぶんを、第だい3部ぶの語彙ごいを使つかって小説しょうせつの地ちの文ぶんとして書かき直なおせ(三さん文ぶん以内いない)。
「彼女かのじょは書類しょるいをちょっとだけ見みて、変へんな顔かおをした。彼かれは色々いろいろ説明せつめいしたけど、彼女かのじょが全然ぜんぜん納得なっとくしてくれないので、すごく困こまって、最後さいごはなんか悲かなしい気持きもちになった。」
Q72 L3 運用うんよう 誤ご用よう診断しんだん 3-1 ☑189・☑186・☑203・☑199 P3極きょく性せい / P4含意がんい(前提ぜんてい)
次つぎの文ぶんの誤あやまりを三みっつ指摘してき・訂正ていせいし、それぞれが〈極きょく性せい違反いはん〉か〈前提ぜんてい違反いはん〉かを分類ぶんるいせよ。
「この物理ぶつり現象げんしょうは既存きそんの理論りろんでは理不尽りふじんである。予測よそくと観測かんそくが裏うら腹はらである以上いじょう、実験室じっけんしつには新しん理論りろん誕生たんじょうの息吹いぶきならぬ停滞ていたいの空気くうきが満みちて、教授きょうじゅの諧かい謔ぎゃくだけが新しん入はいりをいたぶって飛とび交こうった。」
Q73 L5 メタ メタ 3-1 Macro × 第だい1部いちぶ全体ぜんたい —
3-1 の冒頭ぼうとうは五十ごじゅう語ごを「評ひょう論語ろんごは概念がいねんを、小説しょうせつ語ごは心こころの動うごきを名なづける」と対比たいひし、小説しょうせつ重要じゅうよう語ごを〈感情かんじょう形容詞けいようし・慣用かんよう句く・心情しんじょう漢語かんご・副詞ふくし〉の四よん層そうに分わける。この対比たいひを、第だい1部いちぶで学まなんだ評ひょう論語ろんごの性質せいしつ(定義ていぎ可能性かのうせい・中立ちゅうりつ性せい・体系たいけい性せい)と突つき合あわせ、小説しょうせつ語ごの習得しゅうとくが評ひょう論語ろんごの習得しゅうとくと方法ほうほう的てきにどう異いならざるを得とくないかを三さん点てんで論ろんぜよ。
Q74 L4 横断おうだん 横断おうだん構造こうぞう 3-1 ☑161(枕草子まくらのそうし・蕪村ぶそん・堀辰雄ほりたつお) × 2-2 身体しんたい論ろん P5視点してん
3-1 は「しおらしい」に枕草子まくらのそうし(髪かみをかき上あげもせず物ものを見みる童わらべ)・蕪村ぶそん(散さんった牡丹ぼたんの二に三さん片へん)・堀辰雄ほりたつお(苔こけむした石仏いしぼとけ)の三さん例れいを並ならべ、「この語ごは見みられている側がわではなく見みている側がわに属ぞくしている」と述のべる。この分析ぶんせきを 2-2 身体しんたい論ろんの主題しゅだい(身体しんたい=所有しょゆうの媒体ばいたいでありながら自由じゆうにならないもの)と接続せつぞくし、〈しおらしさが本人ほんにんの意志いしで作つくれない〉のはなぜかを論ろんぜよ。
Q75 L5 メタ メタ 3-1 全体ぜんたい × Q60四よん層そう P5視点してん
Q60 では辞書じしょに見みえない四よん層そう――共起きょうき・格かく・評価ひょうか極きょく性せい・含意がんい――を総括そうかつした。第だい3部ぶ五十ごじゅう語ごを学まなんだいま、小説しょうせつ語彙ごいにおいて特とくに支配しはい的てきな第だい五ごの層そうを自分じぶんの言葉ことばで定式化ていしきかし、名なを与あたえよ。その層そうが四よん層そうのいずれとも独立どくりつであることを、本ほん集しゅうの実例じつれいを一ひとつずつ使つかって示しめせ。